KyoshinEewViewer for ingen を使いこなそう!

僕は KyoshinEewViewer for ingen というアプリを趣味で開発しています。 簡単に説明すると、緊急地震速報や地震情報、津波情報などを表示するアプリです。 今年9月で初公開から4年になるというのもありカスタマイズできる内容が多くなってきたため、この機会に作者が想定している利用方法・よくある質問・よくありそうな質問をまとめてみたいと思います。 この情報は2023年5月末時点での情報になりますのでご注意ください。 アプリ全体・各機能共通 アプリが重い/緊急地震速報発表に重くなる このアプリではGPUを使用して地図などを描画します。そのためノートパソコンなど、グラフィック性能が低い端末上では重くなることがあります。 また、マップ移動時や緊急地震速報発表時などはディスプレイのFPSに合わせて画面を更新しようとするため、PCの性能によっては重くなってしまうことがあります。 重くなってしまう場合は以下の設定を変更してみてください。 外観・基本設定 -> フレームスキップ の数値をあげる 意図的にFPSを下げることで負荷を減らします。 地図 -> ミニマップを表示する をオフにする オフにすることで左上のマップが表示されなくなりますが、処理は軽くなります。 地図 ->...

   2023年05月29日     9分で読めます
何もわからない人が震度の算出について解説する

この投稿は 防災アプリ Advent Calendar 2022 の2日目の記事です。 はじめに この記事は数学的な知識を何も知らない人が震度の計算方法についてをそれとなく解説する記事です。 間違った点があればやんわりと指摘していただけると嬉しいです。 あとはまあ、実はすべて気象庁のサイトに丁寧な解説があるので、この記事を読んでなんとなくでも理解できたら正確な知識にするためにも読んでみてください。 震度とは何か 皆さんはよくご存知だと思いますが、震度というものは その場所において、どのぐらいの体感(+被害)が発生しうる揺れを観測したか というものです。 どのくらい、とはいってもシンプルに大きな加速度(≒衝撃)を観測しただけでは震度が大きくならないこともあり、これには揺れの周期が関係しています。 揺れの周期について 揺れの周期は建物などに対する被害に関与します。 建物など、すべての物体には 固有周波数(固有周期) というものが存在しており、この周波数が与えられると物質自体と共振を起こし、その物体に対する与える影響が大きくなります。学校の授業で音叉を共鳴させましたね。それと同じノリです。 建物(固有周期)に対してどれぐらいの影響を与えるかを数値的に表したものを 応答スペクトル と呼びます。つまり、自分の住んでいる建物に合わせた周波数の強震モニタの速度応答の画像を確認することでどのくらい影響を及ぼしているかがわかるということです。 詳細な解説はこちら 従来は人の感覚や周りの被害により決定されていたり、災害対応の基準となっているという経緯もあり、震度の算出には一般家屋に被害を及ぼしやすい揺れの周期に重点が置かれているように見えます。(筆者の推測のため注意)...

   2022年12月01日     7分で読めます
光クロスで快適自宅サーバー環境構築 Linuxルーター構築編

ISP選び編はこちら こうしてISPを選び、家までNGNのネットワークが来たところで、いよいよルーターの構築をします。 とはいえ、大した内容ではない上に知見もほとんど存在しないので詳しい方にはきっと退屈です。 なぜLinuxルーターなのか? 安いし勉強になるからです! 家に転がってた i7 8700 メモリ 16GB のサブPCに Intel の 10GbE NIC を買って挿してルーターということにしました。 オーバースペックすぎるんですが NIC 代2万円だけで 10GbE のルーターが構築できました。 全体的な構成に関するお詫び 今回の構成では Ubuntu 22.04...

   2022年09月25日     12分で読めます
Raspberry Pi Pico でUSBシリアルの受信ができないとき

DTR と RTS を確認しましょう!!! Arduinoシリーズ や Spresense では何も指定せずに受信できていましたが、 Raspberry Pi Pico では指定しないと受信できないようです。 new SerialPort() { BaudRate = 115200, NewLine = "\r\n", ReadTimeout = 10000, DtrEnable...

   2022年08月10日     0分で読めます
光クロスで快適自宅サーバー環境構築 ISP選び編

僕の部屋では自宅サーバーを運営していたのですが、この度めでたく上り下り最大10Gbpsの光クロス+固定IPv4で自宅サーバー環境を構築しましたのでいろいろ書いてみたいと思います。 ちなみに、現在使用しているISPの紹介はしません。 通常の手段では契約できなかったからです。 自宅側のルーターなどの設備の話は次の記事に書きます。 ちなみに今回構築するまでほぼネットワークに関する知識がありませんでした。 経緯 1Gbpsって帯域少なくないですか!? (うそです、↓120M↑12MのCATV回線から光回線に変えたときは感動しました・・・。) 今現在自宅には4TBのHDD5台+予備1台で構築したZFSのNASが存在するのですが、ファイルへのアクセスだけで1Gbpsを使い果たしてしまうことがありLANの増強を検討していました。(2020年ぐらいの話) 昨今資本力がある回線事業者(nuro,eo光など)が1Gbpsを超えた回線速度を出すことができるサービスを提供しており検討していたのですが、以下の理由からフレッツ光(OCN)を使い続けていました。 nuroやeo光ではISPを変更することができないため、業者変更のコストが高い フレッツでは複数のPPPoEセッションを使用することで固定IP+変動IPを併用できる 固定IPとしてインターリンクのZOOT NEXTを使用していました フレッツでは追加でMAP-Eなどを併用することで普段使いの回線としてPPPoEを回避することができる そんなところ2020年中に光クロスのサービスが開始され2022年初頭に住居地域でも申し込みが可能になったため申し込んだ次第です。 既存環境からの移動コストについて 現状の光クロスにはフレッツ光に比べて以下の制約(違い)があります。 IPv6のアドレスの取得にRAが利用できない、DHCPv6が必要 ひかり電話の契約有無にかかわらず、プレフィクスの割当が /56 になる ちなみに現状ひかり電話の契約はできない PPPoE は使用不可で...

   2022年08月10日     6分で読めます